物流の未来はどうなるのか、過去と現状そして問題点を考える

奥深く興味深い物流業界の昨今

鉄道の発展と共にあった運輸業

ここでは運輸に限った歴史を少し振り返りたいと思います。

時代劇などをみても、ものを運ぶという仕事は江戸時代等からありました。
飛脚が、その仕事を請け負っていましたね。
馬の背にもの乗せて運ぶ事もありました。
劇的に運送業が発展したのは、明治期の鉄道の発達ではないでしょうか。
この線路が全国に網の目のように張り巡らされたことで、貨物が出来ました。
人も物も運べるものが鉄道というわけです。

当時は生産されたものを運ぶというよりは、原材料等の運搬が主だったようです。
石炭などがそれにあたります。
実際、全国の炭鉱から石炭を適切な場所への運搬が可能になったからこそ、各種産業の発展がありました。
やはり、経済や産業の発展を下から大きく支えていたのが、運搬業だったのですね。

実は物の保管も物流業の一つ、その歴史とは

物流業界といえば、運搬業などの物を運ぶ事に目がいきがちですが、倉庫の役割も大きく、物の保管等に大きく関わる倉庫業も入ります。
今回は、倉庫業の歴史に少し触れたいと思います。

倉庫の歴史の古くは紀元前の古代エジプトまで遡ります。
その倉庫の役割は、穀物等の保存の役割と同時に情報保管の役割も果たしていたようです。
当時の川の氾濫等の情報を保管することで、国家の危機管理をも担っていました。
日本では高床式倉庫が古い時代にはありますが、穀物を長期間安全に保存するという考えは、現代の倉庫業に通じる考えでしょう。
その後、日本は年貢米の保存の為の倉庫が発達、明治以降は廃藩置県等に伴い、その倉庫の管理は国などが行っていました。

大きく変化したのは、戦後及び朝鮮戦争特需等により、特需景気等での大型物品保管等からです。


PAGE TOP