物流の未来はどうなるのか、過去と現状そして問題点を考える

何が問題なのか、物流業界

バブル崩壊後の物流量は横ばい状態

原材料を運ぶ、大口の運搬等だけを考えると、バブル経済まではある程度、右肩上がりの状態でした。
理由はお解りかと思いますが、大量生産・大量消費の時代ですから、原材料及びできあがった商品等を運ぶ作業は、自ずと増加するわけです。

しかし、現在は経済的にも大きく低迷した時期から大幅に盛り上がっているわけでもなく、製造された物が町中にあふれているわけでもありません。
また、国民全体で経済成長時代のように、あれこれ物品をそろえて便利な生活に変えていこうという時代でもありません。

以前のような物品運搬の大口の流通は、横ばい状態であると言えます。
しかし、インターネットショッピングの増加により、個別性があって小口の運搬等については増加傾向にあると言えます。
この小口で多種多様な物流等に関しては、次のページで述べたいと思います。

常に報道される人手不足

先ほどの話にも関係しますが、この業界は常に人手不足が言われています。
その要因の一つに考えられるのが、航空運搬以外の業種では、中小企業が半数以上を占めていることが挙げられます。
トラック運送の業界などは、全体の8割以上が中小企業で構成されています。

国内全体で人口減少している現在、それに伴い労働力人口も減少しています。
ましてや流通業界の中の運送業界に関しては、年収が良いとは言えない状況にあるため、人気の仕事とは言い難いでしょう。
であれば、人手不足に陥るのは当然の結果ではないでしょうか。
加えて、中小企業が大半を占める場合、それぞれの会社での仕事及び働き手の取り合いになることは必至です。
自ずと、働き手の平均年齢が高く推移しており、その後の働き手が続かず、会社存続に不安を感じるということになります。


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